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「ユダの福音書」が発売される前に
JesusとJudasに関わる映像を
何本か見ているわけですが。
Judasの裏切りには2通りくらい解釈が
あるようですね。

1つはユダの福音書と同じように
Jesusの指示によるもの説。
「最後の誘惑」だけですが、教徒内にも
根強くあるようです。
(なんせ格安版で再出荷されるくらいだから)
異端思想が現在でも残っているのか知りませんが、
肉体を捨て魂を開放することを重要視する
考えに辿り着く人は(少数でも)存在するようです。

もう1つは聖書通りの裏切りなんですが、
Judasはこの時点で処刑を予想してません。
ただ単に報酬のために裏切るときと、
やりすぎた同志へのちょっとした仕置きのつもりの
裏切りと、
2パターンがありますが
どちらにしろ彼は必ず一度はJesus奪回を試みます。
Judasが己の過ちに気づくのは、
「お前はユダヤの王か」と司祭に聞かれたときに
「私がそうだとあなたが言っている」
(私から言った覚えはない)とJesusが曖昧な返事を
返すときなんですねー。
(大概Judasは様子見のため尋問の場に顔を出してます)
JudasはJesusがはっきり否認するものだと
思ってた節があるんです。
その直後Judasはユダヤ教司祭たちに
「彼は違う、俺は無実の人を売ったんだ」と
銀貨を返そうとしますが、もはや後の祭り。
その後行動を起こす場合と起こさない場合があり、
結局最後は無実の人の血を浴びたという罪の意識で
(発狂し)首を吊って自殺します。

で、「Passion」以外は
JesusとJudasは師と弟子以上の関係にあります。
同年代の友人、同志あたりですね。
「最後の誘惑」はJudasはJesusの世話焼きっぽく
なってますが。
これは聖書には書かれてないものの、
教徒の間でも割と受け入れられている説であるようです。
だからこそ裏切りが卑劣に移るわけです、
師であり友である人間を売ったということになるので。

そもそもJudasの裏切りは神の指示であり、
それそのものに罪はない気がします。
「Jesus Christ Superstar」では2人とも神に
「なぜ私を選んだのか」と尋ねます。
確かに当事者にとってはたまらんですよねー
それから、ほとんどの映像において
Jesusを十字架に導いたのは民衆であることを
描いてます。
Judasの裏切りやピラトの苦渋の判決に対しては
なんら非難しない(というか悟っている)Jesusは、
民衆に対してのみ神に許しを請うあたり、
なんだかまだ解釈の余地がありそうですね。

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