ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

映画化ですね！11月。
サイドにCMバナー貼らせてもらいました。
ブラック会社度チェックもありますよ。
この不況のご時世、結構な数の企業が
ブラックorグレーエリアにあるんじゃないでしょうか。
だからこそこんな最悪な状況下において尚、
自主退職者がボロボロ出てくるんだと思います。

さて、原作の話を少し。
前職にあった頃に原作を読ませてもらいました。
いやいや、これがまた面白いんですよね〜
私は基本的に情報収集のため以外に
2chに立ち寄ることはないし、
完全にROM専チキン野郎なんですが（笑）
あの掲示板形式って印刷しても面白い。
強烈な毒の混じった独特の言葉もありますが、
だからこそ妙な共感があるんですよね〜
人柄もにじみ出るし。
生きてる。

そんな生きてる言葉の応酬で進む物語は
なかなかにシビアな、
でもきっとこのご時世ではありがちな
トンデモ会社のトンデる内情。
ある程度のレベルで仕事ができる故の著者の苦しみは
分かる人も多いと思います。
次々と降り掛かってくるブラック企業の悲劇...
読む側も鬱々としたりはらわた煮えくり返したり、
でも著者がいい人なんで時々浮上したり。
話が進むにつれてどす黒い底の方へ
沈んでいくんです。
が、最後の章に思わぬどんでん返しが...！

2chって泣ける。


徐々にブラックに染まりつつある日本の経済。
タイトルこそギリギリですが、
この映画と原作で働く人たちの心に
明るい光が宿るんじゃないかと思います。